毎年師走のこの時期、平塚神社の下の道"蝉坂“を一年に一度病院へ行くために通ります。
平塚神社の境内には大きなイチョウの木があり、蝉坂は落ちた葉で黄色く染まってしまいます。
いつもと変わらない蝉坂でしたが、ふと平塚神社の境内を歩いて行く事としました。
境内は黄金色に輝くイチョウのトンネルができていて、素晴らしい道を歩く、贅沢な1日の始まりです。
平塚神社は平安末期の英雄八幡太郎源義家公と二人の御弟をお祀りしていて、拝殿の裏手には源義家公の鎧が埋められている甲冑塚があるそうです。
参道脇には浅見光彦さんで有名な平塚亭があります。開店前で仕込みの煙が立ち上り、ほんのりと甘い香りが朝食を抜いたお腹に響きました。