房総ドライブ:野島崎灯台

今朝の青空は突き抜けるように澄んでいて、昨日の嵐が全ての雲を吹き飛ばしてくれてました。また今日は東京で桜の開花が発表され、昨年に続き最も早い開花だそうです。

今回ドライブに行った房総半島も温暖な気候で、リゾート環境が整った所です。

最初に向かったのは房総半島最南端の地、野島崎灯台

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野島崎灯台は全国に16しかない『のぼれる灯台』の一つですが、新型コロナウィルス感染症の発生状況を踏まえ、参観休止中となっていました。

この灯台は慶応2年にアメリカ・イギリス・フランス・オランダの4カ国と結んだ“江戸条約”によって建設を約束された一つで、日本で2番目に点灯した灯台(建て直しています)です。

また眼下には国定公園が広がり、公園内には厳島神社や博物館、地魚の食堂が点在してます。

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【伝説の岩屋】

伊豆から安房に渡ってきた源頼朝は野島崎に立ち寄り大岩に野島山と刻んだ伝説があり、突然の雨でこの岩屋に雨を凌いだとされ、『頼朝公の隠れ岩』とも呼ばれています。

岩屋の大蛸の周りには、賽銭が敷き詰められていましたが、後から調べると蛸の口に投げ入れると願いが叶うとされているみたいで、沢山の賽銭があったのですね。

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この他岩の上に立つベンチには、朝日と夕日の絶景が見える岬となっていますが、夜になると海に囲まれて照明も少ないことから、星空の撮影スポットとなってるそうです。今度是非見てみたいですね。